100語辞典

ジョージアン様式とは

ジョージアン様式は17世紀に、富裕層の間で人気を集めた建築様式です。シンメトリー(左右対称)の威厳があるデザインが特徴で、イギリスのハノーバー朝の国王ジョージ1世から4世の時代に普及した建築・工芸の様式とされます。ジョージアン様式は1600年代半ばにイギリスでポピュラーとなり、その後建築マニュアルなどによってアメリカ大陸へと伝えられました。本国イギリスで流行していた建築家のイニゴー・ジョーンズの著書もアメリカへと渡り、その建築様式に則って建てられた住宅がアメリカにおけるジョージアン様式の源流となりました。そしてヴァージニア州南部で大きな農園住宅(プランテーションハウス)が建てられるようになると温暖な気候に順応させた「南部ジョージアン様式」として発展します。南部地域で豊富に生産されたレンガを積み上げたシンメトリカルで重厚感のあるデザインと、堂々とした気品溢れるその佇まいが成功を保持するステイタスシンボルとして、裕福な階級の人々に愛され今も当時のままの姿で残されています。

ジョージアン様式の住宅

ジョージアン様式の住宅は、切妻屋根か又は腰折れ屋根(寄棟屋根に4方向に向けて2段階に勾配がきつくなる外側四面寄棟二段勾配屋根)にドーマウィンドウと化粧手すりが屋根に設けられています。当初は組み石造りであったため、外壁は1階・2階とも同じ位置(総2階建て)として造られました。またシンメトリー(左右対称)で、柱間が開口部を中心に奇数で造られています。ダブルハングウィンドウは縦長で、6枚から12枚の小さなガラスのサッシで構成されます。玄関はパネルドアにトランランザム(欄間)と壁付柱でぺディメント(破風)がつき、ポーチやポーチコはありません。アメリカのジョージアン様式は切妻屋根か寄棟屋根を持つ箱型の住宅で、中央にコラム(柱)とペディメントを用いた主張性のあるパビリオン(玄関)の軒下には等間隔に並んだ形の歯飾りが付いています。そしてジョージアン様式の窓は、上げ下げするハングウィンドウが基本となっています。

  • ブルースホームの商品
  • 施工事例
  • 資料請求
  • お問い合わせ