よくあるご質問・ご不安

ツーバイフォー住宅が地震に強い理由

ツーバイフォー住宅は地震の力をバランスよく分散させる六面体構造(箱構造)。
そして、それを活かす精緻な基準が設定されています。

ツーバイフォー住宅は頑強な六面体構造(箱構造)
ツーバイフォー住宅は壁や床、屋根が剛性の高い版(「水平ダイヤフラム」及び「垂直ダイヤフラム」)となっており、構造の基本はそれらで構成される頑強な六面体構造です。

ツーバイフォー住宅の壁や床、屋根は、

1)2×4材や2×10材等の木材を組んで「枠組」をつくり、

2)「枠組」に構造用面材を接合し、剛性の高い版(「ダイヤフラム」)を構成、

3)それらを一体化して頑強な「六面体構造」を形成します。(上図)

このような「六面体構造」を構造の基本とするツーバイフォー住宅は、地震の力を1点に集中させず、家全体にバランスよく分散させ、建物の変形や崩壊を防ぎます。 そして、建築基準法に基づきツーバイフォー工法の技術基準が告示される際に、この独特の六面体構造による構造的な強さを活かすべく厳しく精緻な基準(仕様規定等)が設定されたことも、ツーバイフォー住宅が地震に強い要因になっています。

 


ツーバイフォー住宅は地震の力を家全体にバランスよく分散させ、変形や崩壊を防ぎます。

構造躯体に係る主な仕様規定
・床根太支点間距離≦8m 
・12m≦耐力壁線相互の距離
・耐力壁線区画≦40㎡ただし補強等をした場合≦72㎡
・開口部の幅≦4mかつ開口部の幅の合計≦3/4×耐力壁線長さ

大地震でも2×4住宅は「被害なし」「多少の被害」が97%以上

日本ツーバイフォー建築協会では、ツーバイフォー工法の被害状況を把握するため、震度6弱以上のエリアにおける会員会社が供給したツーバイフォー住宅の被害状況について、現地調査やアンケート調査を行ってきました。その結果、熊本地震、東日本大震災、阪神・淡路大震災など、震度6、7の大きな地震においても、「被害なし」「多少の被害」が97%以上を占めることがわかりました。

※多少の被害とは、壁紙にしわがよったり、少し裂け目が入ったり、家具の落下等により床材が一部分傷つくなどした程度の被害で、当面そのまま居住してもほとんど支障のない状況。

熊本地震

・2016年(平成28年)4月16日(本震)発生
・M7.3、最大震度7、震源の深さ12㎞
・横ずれ断層型で、M6.5、震度7の前震(4月14日)の28時間後にM7.3、震度7の本震が発生し、そのあとも大小の余震が多発した。
・家屋全壊8,697棟、家屋半壊34,037棟(平成29年4月消防庁) 熊本地震は震度7が2度も発生した大地震でした。その前震・本震以降も、震度5以上の余震が多発し、建物は強い揺れを何度も受けましたが、ツーバイフォー住宅は全壊・半壊することはなく、「被害なし」及び「多少の被害」の住宅が97%以上を占めました。

震災後に寄せられたお客様の声

「ツーバイフォーの家の強さを実感」

前震、本震と2度の大地震によりブロック塀は倒れ、電柱は傾き、周辺の建物は壊滅的な被害状況であった。そのような状況下で、無傷といっても過言ではない状態のわが家を見ながら「この程度の被害で済んだことが信じられない。ツーバイフォーの家にして本当によかった。」とつくづく感じた。数年前まで暮らしていた建て替える前の建物であったならば、ひとたまりもなかったことは、周囲の状況が物語っていた。周りの皆さんへの申し訳ない気持ちとツーバイフォーで建築したことに安堵する気持ちが錯綜した。[熊本県益城町](会報vol.211より)

東日本大震災

・2011年(平成23年)3月11日発生
・M9.0、最大震度7、震源の深さ24㎞
・プレートの跳ね上がりによって起こった海溝型地震で、広範囲にわたって大きな横揺れが長く続き、そのあとに大津波が発生した。
・家屋全壊121,768棟、家屋半壊280,160棟(平成29年3月消防庁)

東日本大震災では、特に津波による被害が甚大でした。ツーバイフォー住宅の調査対象棟数は20,772棟で、そのうち津波による被害を除けば、「被害なし」及び「多少の被害」の住宅が98%でした。

震災後に寄せられたお客様の声

「大津波にも耐えて、2階は無傷だったわが家」

1階天井裏までの浸水。流れてきた近隣2軒の屋根が衝突。北側にあった2階建て倉庫が倒れて寄りかかり、1階の窓建具は南と西を中心にほとんどが流出し、瓦礫が室内に侵入・堆積した状態でした。津波の侵入方向にあった木造住宅の8割がたが流出または全壊しましたが、わが家は傾くこともなかったため、修繕して住むことにしました。1階の損傷はショックでしたが、しっかりつくってもらったおかげで、家が残りました。[岩手県宮古市](会報vol.1.91より)

阪神・淡路大震災

・1995年(平成7年)1月17日発生
・M7.3、最大震度7、震源の深さ16㎞ ・横ずれ断層型による内陸・都市直下型地震で、局地的に下から突き上げられるような激しい揺れが生じた。
・家屋全壊104,906棟、家屋半壊144,274棟(平成14年版消防白書)

阪神・淡路大震災では、ツーバイフォー住宅は「被害なし」及び「多少の被害」の住宅が約97%でした。半壊の2棟は、地盤の移動や液状化により建物が傾斜したため半壊と判断されたものです。

日本建築学会の被害調査報告書によると、家具の転倒被害が多く見られましたが、食器戸棚の被害はRC造70%、木造軸組工法60%であるのに対して、揺れを柔軟に吸収・拡散する構造のツーバイフォー工法はわずか10%でした。

震災後に寄せられたお客様の声

「ツーバイフォーに助けられました」

近所はひどい状態でしたから、こうして無事でいられるのが不思議なくらいです。私の家は多少のヒビが入っただけで済みました。周辺には、私の家のほかに5軒ほどツーバイフォーの住宅がありますが、どのお宅もクラックが入った程度でした。

「わが家が炊き出しの拠点に」

わが家は、両隣のお宅が寄りかかっている状態で、損傷はありますが2棟のお宅を支えながら無事に残っています。ガスが復旧していないので、暖炉があるわが家が近隣の皆さんの炊き出しの拠点となっています。さながらベースキャンプのようですが、たいへん喜ばれています。[兵庫県神戸市](会報vol.153より)

※ 一般社団法人 日本ツーバイフォー協会出典
ツーバイフォー工法の詳しい内容については、お気軽にご相談ください。

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