100語辞典

ヌックとは

ヌックとは、スコットランドの特徴的な建築様式から発生した建築用語です。主に2つの意味が使われています。1つ目は、居心地が良いこぢんまりした場所の事です。そして2つ目は、建物の一部に特別に作られる小規模な部屋の事です。語源はスコットランド語であるneuk、ヌークとされています。元々のヌークとは、スコットランド特有の石造り建築様式を表現している言葉である、イングル・ヌークから来ています。このイングルとは、暖炉の火を意味していて、イングル・ヌークとは暖炉の側にある腰掛けを表現した言葉です。この言葉を英語で表記する場合には、アングル・ヌックや、アングル・ヌークと表現されます。そして、この暖炉近くの腰掛けが持つ快適なイメージが元になり、ヌックという言葉が前出のこぢんまりした快適な場所を表すものとして使われるようになっています。また、建築以外でも快適さを表現する場合に使われる事があり、意味は広義に解釈する必要があります。

ヌックの特長

建築用語のヌックには以下の特長が挙げられます。場所として見てみると、住宅におけるヌックとは、多くの場合、見落とされてしまうほどの小さくて狭い場所を指す事が大半です。しかし、その特長として重要なのは大きさでは無い事が明らかです。その理由として、住宅の持ち主や家族が持っている趣味性や心のゆとりなどを反映させる事で、ヌックは住宅の魅力を決定付ける核ともなり得ます。ここを住む人の心の拠り所として位置づけた場合、お客として訪れる人との対話から、交流の広がりへつながるユニークな場所になります。また、ヌックは落ち着いて考えられる快適さや、そこを使う人がくつろぐスペースとして使える魅力を持っているので、そこを起点とした発見や変化のきっかけともなり、ライフプランやアイデアを多く生み出す貴重なポイントともなります。以上のように、当初はスコットランドの石造り建築における小さなスペースを表す言葉であったのが、建築用語としてだけでなく、快適さや、広い意味ではライフスタイルなどの意味もイメージさせる言葉として使われているのです。

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